妊娠すると女性の体には色んな変化が起こります。
腰痛持ちで無かった人も腰が痛くなることがあります。
だから、初めての体験に驚かれるかもしれません。
他に、妊娠中の悩みには便秘もあります。
⇒ 妊婦の便秘のタイプと薬に頼らない解消法とは?
お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれて、
その重みが腰や背中に負荷を与えてしまうのです。
他にも重心が前方に移動するのでバランスを取ろうとして
腰を反った姿勢を取ることになります。
こういった腰への負担が腰痛の原因となるんです。
特に女性は筋力が弱い人が多いです。
本来であれば、妊娠する前に腹筋や背筋など、
腰周りの筋肉を鍛えておくと比較的、楽になります。
しかし、過去には戻れませんので、
筋トレではない腰痛予防・改善の方法を紹介します。
今回は、少しでも痛みが軽減するように、
妊婦のための腰痛体操を取り入れてみましょう。
腰痛を予防する妊婦体操
必ず取り組む前には、担当の産婦人科医と相談して、
許可を取ってくださいね。
<その1>
ポイントは、
- 動きはゆっくり、ゆっくり行いましょう。
- 無理はしないで、痛みがある動きは避けてください。
- 腰周りの筋肉の緊張をほぐすためですから、
気持ちがイイと感じる範囲で動かしましょう。
<その2>
色んな種類があるので、自分に合った動きを選んで、
行ってください。
腰痛と言っても個人個人で細かい部分は違いますからね。
また、初めて行う時や体操を覚えていない期間は、
ご主人などパートナーと一緒に動画を見て行いましょう。
やっぱり、他に人がいると安心感が違います。
腰痛を予防する体の動かし方
お腹に重たい赤ちゃんがいるので、
腰に負担がかかる姿勢を取ってしまいがちです。
体を意識して動かすことで腰の負担を減らしましょう。
料理を作る時に中腰にならないように気をつける。
何らかの工夫で高さを合わせてください。
掃除機をかけるときは前かがみにならないように
柄の長さを調節しましょう。
椅子に座る時は深く、腰掛けてください。
ソファなど柔らかい素材に座る時は、
体が沈み込むことを考えないと腰が反ってしまいます。
出産すれば、妊娠中の腰痛の原因は無くなります。
しかし、子育ては抱っこしたり、ミルクを与えたりと
腰を痛める原因がいっぱいあります。
今よりも状態を悪化させないように注意してくださいね。
腰痛経験者に人気があるサポートベルトがあります。
それは、トコちゃんベルトです。
妊娠中だけでなく、産後の骨盤戻しにも使えます。